大型クラゲ(Nemopilema nomurai)出現情報集 第27回 | |||||||
( 平成17年10月 4日) | |||||||
都道府県名 他、機関名 |
漁業種類 | 月 日 | 出現海域 | 傘 径 | 状 況 | 具体的な被害 | 実施中の対策等 |
9月11日〜20日 | 出雲市十六島地先 | 50〜60cm | ほぼ毎日大量入網(ダンブル2杯分) | 魚の品質低下 作業に手間取り、市場に間に合わない |
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9月19日〜20日 | 出雲市大社町地先 | 50〜100cm | 1ヶ統につき500個体 | ||||
9月19日〜20日 | 出雲市湖陵町地先 | 大小さまざま | 700〜1,000個体 | ||||
9月11日〜20日 | 松江市島根町地先 | ほぼ毎日大量入網 | 作業時間増 | ||||
定置網 | 9月18日〜19日 | 江津市嘉久志地先 | 50〜60cm | 多数生きたまま入網 | 魚の鮮度低下 | ||
9月11日〜20日 | 益田市高津地先 | 50〜100cm | 約1,000個体/日 (生存個体) |
魚の鮮度低下 操業時間延長 |
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9月11日〜20日 | 隠岐の島町岬地先 | 現在、網修理の ため休漁中 |
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隠岐の島町五箇地先 | 大小さまざま | 大量入網 | 2箇統のうち、1箇統の片側しか箱網が入れられない | ||||
操業時間延長 | |||||||
西ノ島町三度地先 | 40p〜1m | 大量入網 揚網出来ない場合もある | 9/16破網 | ||||
島根県 | 例年10月には内海定置を張るが、この状況では延期も考えている | ||||||
海士町崎地先 | 40〜50cm | 大量入網 | |||||
海士町豊田地先 | 最大1m | ||||||
9月11日〜20日 | 50〜60cm | ほぼ毎日大量入網 | 操業に支障をきたす | 対策網をつけているが、小さいため目合を抜けてしまう | |||
小型底曳網 | 美保湾 | 多数入網 | 底びきの操業をあきらめてイカ釣りなどに切り替える人も | ||||
美保湾〜御来屋沖 | 多数入網 | ||||||
出雲市田儀沖12マイル | 50〜100cm | 100〜200個体 小サイズ多少入網 破損個体多数あり |
網の破損、魚の鮮度低下、作業の遅延により水揚高大幅ダウン | クラゲ対策網使用も効果なし | |||
浜田沖6マイル | |||||||
大田市五十猛沖 | 大サイズ | 生きたまま入網 | 操業回数の半分はクラゲだらけ | ||||
まき網 | 9月11日〜20日 | 大田市五十猛沖 | 大サイズ | 生きたまま入網 | 操業困難なころもあった | ||
シイラ漬 | 9月11日〜20日 | 漬で網を入れるたび2箇所〜5箇所 | 大サイズ | 生きたまま入網 | |||
底建網 | 9月11日〜20日 | 益田市飯浦沖 | 50〜100cm | 約400個体/日(生存個体) | 魚の鮮度低下 操業時間の延長 |
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試験船 | 9月20日 | 浜田沖2〜4マイル | 多数目撃 | ||||
9月11日〜20日 | 島前沿岸域一円 | 40〜80cm | 先週末あたりから大量に漂流している | ||||
9月30日 聞き取り |
隠岐海峡・美保湾 | 3〜4個体/網 以上入網 | 改良網を使用してもクラゲと一緒に魚が逃げる | 改良網を使用する船もある | |||
小型底曳網 | クラゲ入網のため網が浮く | サワラ漁へ切り替える船あり | |||||
9月26日 | 美保湾(水深16m) | 30cm | 夜間操業で15分当たり30〜40個体/網 | 昼間しか操業できない | |||
鳥取県 | 美保湾でも133-20Eより東はクラゲが多いので灘しか操業できない | ||||||
イカ釣 | 9月30日 聞き取り |
隠岐海峡 | トンボにクラゲが引っかかり、操業に支障 | ||||
カニ刺網 | 9月28日、29日 | 米子市皆生沖 (距岸2q、水深17m) |
30〜40cm | 5〜6個体/網 10〜15個体視認 |
揚網時にクラゲの重さで破網 | ||
9月30日 | 農林漁区8292、8197 | 多い | |||||
沖合底曳網 | 聞き取り | 同 8284〜8283 | 少ない | ||||
山口県見島沖 (水深130〜140m) |
1〜2個体/網 | ||||||
ベニズワイ カニ籠 |
9月29日、30日 聞き取り |
大和堆、山陰沖 | 操業中に多数視認 | カニ籠に入ったり、触手が付着するため、揚籠時、カニ取り出し時、選別時に腕、顔などが痛む | |||
まき網 | 9月27日〜30日 | 隠岐島周辺 | 漁獲物重量の10.0〜20.9%がクラゲ | ||||
大型定置網 | 9月27日〜10月3日 | 兵庫県日本海沿岸 (但馬海域) |
50〜120cm | 多い日は3,000個体以上の入網 | 選別時間の延長、漁獲物の鮮度低下。一部の経営体では、大網を開放し、小網のみの操業としている。 | クラゲ排出作業を頻繁に実施 | |
兵庫県 但馬水産 技術センター |
沖合底曳網(クラゲ対策カニ網試験操業) | 9月27日 | 兵庫・京都県境付近 水深230・240・250m |
15〜110cm | 210-505ℓ/網、最大200個体/網程度入網(駆け廻し、1時間曳網、カバーネット込み) | 小型のクラゲ(傘径60cm以下)では誘導網(目合30-90cm)を通過する個体が多い | |
漁業調査船 「たじま」 トロール網 試験操業 |
9月30日 | 兵庫県香住沖 水深130・160・190m |
20〜110cm | 280-1,060kg/網(袖間20m、1.4マイル曳網)130m深では大型個体が主体 | 資源調査不能 | ||
9月28日 | 深浦町の沿岸域 | 100cm | 50〜80個体 | ||||
定置網 | 9月29日 | 20〜50個体 | |||||
1ヶ統 | 9月30日 | 10〜30個体 | |||||
9月26日 | 深浦町風合瀬〜 | 100cm | 21〜24個体入網 | ||||
沖合底曳網 | 9月28日 | 鰺ヶ沢(3隻) | 15個体入網 | ||||
9月30日 | 20個体入網 | ||||||
9月2日〜25日 | 鯵ヶ沢 (1隻) | 80〜100cm | 2〜11個体入網 | ||||
9月25日 | むつ市脇野沢(3ヶ統) | 100〜120cm | 20〜130個体/網 | ||||
9月26日 | 風間浦村蛇浦 | 50〜100cm | 4個体 | ||||
青森県 | 小型定置網 | 9月28日〜30日 | 東通村尻屋 | 70〜120cm | 30〜300個体/網 | ||
水産総合研究 | 9月28日 | 東通村猿ヶ森〜老部 | 100cm | 10個体 | |||
センター | 9月30日 | 100個体 | |||||
9月27日 | 六ヶ所村泊 | 50〜120cm | 180個体 | ||||
9月27日 | 百石町沿岸域 | 400〜500個(1ヶ統) | |||||
小型定置網・ | 9月27日 | むつ市関根浜 | 60〜100cm | 小型定置12個体(4ヶ統) | |||
底建網 | 9月29日 | 底建網167個体(25ヶ統) | |||||
9月30日 | 小型定置19個体(4ヶ統) | ||||||
9月23日 | 六ヶ所村出戸 | 100cm | 小型定置90個体 | ||||
定置網・ | 9月25日 | 小型定置900個体 | |||||
小型定置網 | 9月29日 | 小型定置130〜200個体 | |||||
定置網30個体 | |||||||
9月30日 | 小型定置364個体 | ||||||
定置網200個体 | |||||||
9月22日 | 三沢市沿岸域 | 刺網 5個体 | |||||
9月24日 | 小型定置80個体(1ヶ統) | ||||||
小型定置網・ | 9月27日 | 定置・小型定置450〜600個体(3ヶ統) | |||||
刺網 | 9月28日 | 定置・小型定置500個体(2ヶ統) | |||||
9月29日 | 定置網1,650個体 | ||||||
北海道 | サケ定置網 | 9月29日 | 積丹町三国沖 距岸約1q 水深50m |
不明 | 1個体/網 | ||
10月3日 | 登別市富岸沖 | 4個体入網 | |||||
登別市幌別沖 | 3個体入網 | ||||||
10月3日 | 登別市虎杖浜・アヨロ鼻沖 | 10個体入網 | |||||
福島県 | 10月3日現在 | 出現情報なし | |||||
茨城県 | 9月27日〜10月3日 | 出現情報なし | |||||
千葉県水産 | 遊漁船 | 9月29日 | 東京湾 浦賀水道航路 |
約30cm | 1個体 | ||
情報通信センター | 9月30日 | 4号灯浮標 | 約1.5m | 1個体 | |||
和歌山県 | 小型底曳網 | 9月20日〜25日 | 和歌山市から美浜町までの沿岸域 紀伊水道全域 |
50〜200cm | 2〜10個体/網 | 網の破損、漁獲作業の遅延、活魚(ハモ、タイ)の斃死、タチウオの傷み | |
定置網 | 9月20日〜25日 | 有田市逢井地先 | 30〜50cm | 1個体/日 | |||
船曳網 | 9月20日〜25日 | 和歌浦湾 新宮市地先 |
100cm | 多いときで2個体/網 | |||
水産庁 | 9月30日 | 35-34.3N,130-38.5E 対馬北東 |
50〜100cm | 船から20m以内、水深1〜数m位の範囲に20〜30個体視認 | |||
報告なし | 長崎県、福岡県、山口県、京都府、福井県、石川県、富山県、新潟県、山形県、秋田県、岩手県、宮城県、静岡県 | ||||||
(10/1〜10/4) | 三重県、大阪府、徳島県、愛媛県、 | ||||||