大型クラゲ(Nemopilema nomurai)出現情報集 第41回 | |||||||
( 平成17年11月22日) | |||||||
都道府県名 他、機関名 |
漁業種類 | 月 日 | 出現海域 | 傘 径 | 状 況 | 具体的な被害 | 実施中の対策等 |
鳥取県 | ハマチ刺網 | 11月21日 | 鳥取市白兎沖 水深約40m |
約1m | 約100個体/網 | 破網 クラゲの触手がハマチに触れるため、市場に出荷できないものが100個体程度認められた |
網の結び目を縫わず、クラゲが抜けるよう工夫している |
11月20日 | 鳥取市湯梨浜町沖 | 70〜80個体/網 | 揚網時にクラゲの重さでデリッキ(ローラー)が故障 | ||||
定置網 | 11月20日、21日 | 大山町名和地先 | 大量入網 (数え切れない) |
作業遅延、漁獲量の低下、鮮度の低下 | |||
まき網 | 11月16日 | 島根県隠岐島周辺 | 漁獲物重量の9.6%がクラゲ | ||||
兵庫県 但馬水産 技術センター |
定置網 (大型定置) |
11月14日〜21日 | 兵庫県日本海沿岸 (但馬海域) |
最多約1,000個体 入網状況は、海流の方向に左右されるが、特に減少傾向は感じられない |
選別時間の延長、漁獲物の鮮度低下、漁獲量の激減、網の一部開放 | クラゲ排出作業を頻繁に実施 | |
沖合底曳網 | 隠岐北方漁場 | ズワイガニ狙いで一網に数個体 | 操業の妨げにならない | ||||
京都府立 海洋センター |
久美浜町湊 | 50〜100cm | 300〜600個体 | 京丹後市一部の漁場では操業を休止している 揚網に通常より時間がかかる |
府内の複数の漁場で対策網を設置 | ||
伊根町蒲入 | 300〜700個体 | ||||||
定置網 | 11月15日〜21日 | 舞鶴市千歳 | 200〜3,500個体 | ||||
活力のある個体、ない個体が半々。一部で活力の無い個体も出現 | |||||||
小型底曳網 | 京都府沿岸海域 水深240m前後 (ズワイガニ漁) |
60〜70cm | 多い時で5個体程度/1曳網 | 11/6以降は通常の漁網で操業 | |||
11月7日〜17日 | 金沢市沖合 300m前後かに場操業 | ほとんど影響なし | |||||
底曳網 | 志賀町沖合 200m前後 300m前後 |
2〜3個体/網 1〜3個体/網 |
ほとんど影響なし | ||||
11月上旬 | 輪島市沖合 300m前後かに場操業 | ほとんど影響なし | |||||
11月7日〜17日 | 珠洲市沖合300m前後 | ほとんど影響なし | |||||
11月5日〜17日 | 金沢市沿岸 | 数千個体 | クラゲ排出のための網起こしを実施 | 魚獲り部に仕切網設置 | |||
11月11日 | 輪島市沿岸 | 数十個体 | 金庫網手前にクラゲ用仕切網設置 | ||||
石川県 | 定置網 | 11月14日 | 大型定置 | 数百個体 以前より減少した |
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11月5日〜17日 | 珠洲市沿岸 大型定置 |
数十個体 以前より減少した |
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11月16日、17日 | 能登町沿岸 大型定置 | 100〜200個体 | |||||
小型定置 | 20〜100個体 1地区のみ入網 |
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まき網 | 11月上旬 | 能登半島沖合 中型まき網 |
数千個体/網 数多く浮遊あり |
操業切り上げもあり | |||
刺網 | 11月5日〜17日 | 金沢市沿岸 | クラゲ多く操業中断中 | ||||
11月上旬 | 輪島市沖合 | 影響少ない | |||||
ごち網 | 11月5日〜17日 | 加賀市沖合 100〜200m前後 |
増加傾向 | クラゲ多く操業中断する場合有り | |||
100m以浅 | 50個体/網 | ||||||
11月12日〜18日 | 朝日町沿岸域 | 20〜200cm | 10件 200〜1,500個体 | ||||
11月12日〜18日 | 入善町沿岸域 | 50〜100cm | 3ヶ統 20〜2,000個体 | ||||
11月12日〜17日 | 黒部市沿岸域 | 50〜100cm | 1ヶ統 500〜1,000個体 | ||||
富山県 | 定置網 | 11月12日〜18日 | 魚津市沿岸域 | 100cm | 7ヶ統 10〜3,000個体 | ||
11月12日〜18日 | 富山市沿岸域 | 100cm | 6ヶ統 1〜3,000個体 | ||||
11月14日〜18日 | 新湊市沿岸域 | 50〜100cm | 7ヶ統 3〜2,500個体 | ||||
11月4日〜11日 | 氷見市沿岸域 | 30〜200cm | 7ヶ統 3〜300個体 | ||||
11月13日、14日 | 最上堆 水深不明 |
70〜80cm | 0〜10個体/操業 (14日の1回目の操業だけ約10個体入網、その他は入っても1〜2個体/操業)10個体はほとんどが斃死個体 |
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11月13日 | 鼠ヶ関沖(タラ場) 水深310m前後 |
70〜90cm | 11〜12個体/操業 (1回操業) |
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山形県 水産試験場 |
底曳網 | 11月14日 | 鼠ヶ関沖 (タラ場とアラ場の境) |
7〜8個体/操業(最多) | |||
温海沖(アラ場) | |||||||
11月13日 | 水深140m前後 | 大量入網 | 身網喪失 | ||||
水深120m前後 | 30〜40個体/操業 (最多、通常は0〜2個体/操業) |
魚取部開放 | |||||
11月13日 | 加茂沖(タラ場) 水深260m前後 |
70cm〜1m | 10個体前後/操業 | 魚取部開放 | |||
11月13日 | 加茂沖(アラ場) 水深150m前後 |
0〜3個体/操業 | |||||
11月14日 | 酒田沖(タラ場) | 破片が多少入網 | |||||
11月14日 | 酒田沖(オカ場) | 1m前後主体 30〜40cmも混じる |
70〜80個体/操業 (操業中船の周りに7〜8個体目視) |
破網 | |||
11月13日、14日 | 遊佐沖(タラ場) | 0〜1個体/操業 (入っても1個体) |
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11月14日 | 遊佐沖(オカ場) 水深50m前後 |
約50個体/操業 (1回操業) |
漁場移動 | ||||
11月18日 | 鼠ヶ関地先 | 40〜50個/統・日(3日分) | |||||
鶴岡市鈴地先 | 数日間網起こしせず (クラゲが入り時間が掛かるため) |
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定置網 | 11月18日 | 堅苔沢地先 | 1m前後 | 約50個体/統・日(3日分) | |||
11月18日 | 由良地先 | 50cm〜1m | 約700〜800個体/統・日(3日分) | 漁獲は極僅か 作業時間の増加 |
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11月18日 | 鶴岡市三瀬地先 油戸地先 |
約200個体/2ヶ統・日(3日分) | 網起こししていない残り1ヶ統に大量入網している | ||||
定置網・ 小型定置網 |
11月15日〜18日 | 深浦町岩崎〜北金ヶ沢の沿岸域 | 50〜100cm以上 | 定置網が2,000〜4,000個体/統、小型定置網が500〜700個体/統 | |||
青森県 水産総合 研究センター |
底建網・ その他 |
11月15日 | 深浦町岩崎沖 水深60m |
50〜100cm | 100個体/統 | ||
小型定置網 | 11月14日〜15日 | 風間浦村下風呂沖 | 20〜100cm | 80〜250個体/統 | 沖合の網は、操業中止 | ||
小型定置網・ 底建網 |
11月14日〜15日 | むつ市関根浜地先 | 80〜150cm | 小型定置網に50個体/統〜大量入網、底建網に大量入網 | 作業時間の延長 | ||
小型定置網 | 11月14日 | 六ヶ所村平沼沖 水深12〜27m |
30〜140cm | 1,000個体(3ヶ統) | 駆除網を試作 | ||
定置網・ 小型定置網 |
11月10日〜15日 | 六ヶ所村出戸沖 水深27〜50m |
80〜100cm | 定置網に800個体/統〜大量入網、小型定置網が500〜5,000個体/統 | 網の破損 | ||
宮城県 | 定置網 | 11月17日、18日 | 唐桑町地先 | 50〜60cm | 5個体/網 | ||
11月14日 | 東松島市地先 | 1〜3個体/網 | |||||
茨城県 水産試験場 |
定置網 | 11月15日〜21日 | 日立市会瀬沖水深40m | 1m | 約5〜70個体/日 入網 | ||
船曳網 | 11月21日 | 大洗〜鹿島沖 水深23-30m |
1m | 1〜6個体/網 | |||
神奈川県 水産技術センター 相模湾試験場 |
11月18日 | 出現情報なし | |||||
静岡県 水産試験場 沼津分室 |
漁協職員 による目撃 |
11月16日 | 沼津市獅子浜 静浦港内 |
50〜60cm | 2個体 目視 | ||
全国底曳網 漁業連合会 |
底曳網 | 11月20日 | 農林漁区243-8区 (長崎県西方) |
50〜60cm | 50個体程度/網 (1個体15s程度) |
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報告なし | 長崎県、福岡県、山口県、島根県、福井県、新潟県、秋田県、北海道、岩手県、福島県、千葉県、 | ||||||
(11/19〜22) | 愛知県、三重県、和歌山県、大阪府、香川県、徳島県、愛媛県、 | ||||||