大型クラゲ(Nemopilema nomurai)出現情報集 第47回 | |||||||
( 平成17年12月13日) | |||||||
都道府県名 他、機関名 |
漁業種類 | 月 日 | 出現海域 | 傘 径 | 状 況 | 具体的な被害 | 実施中の対策等 |
萩市大島地先 | 80〜100cm | 100個体/網 | 魚のへい死 漁獲作業の遅延 |
||||
萩市大井湊地先 | 1m以上 | 50個体/網 | |||||
定置網 | 萩市玉江浦地先 | 1.5m | 2〜3個体/網 | ||||
萩市越ヶ浜地先 | 1〜1.5m | 20個体/網 | |||||
萩市三見地先 | 1m以上 | 70〜80個体/網 | |||||
長門市野波瀬地先 | 70〜80cm | 2個体/網 | 漁獲作業の遅延 | ||||
山口県 (日本海側) |
小手繰網 | 11月28日〜12月4日 | 萩市見島周辺 | 1m | 3〜5個体/網 | 魚のへい死 漁獲作業の遅延 網の破損 |
|
沖建網 | 萩市相島周辺 | 1m | 10個体/網 | 漁獲量の減少 漁獲作業の遅延 |
|||
打瀬網 | 萩市鯖島周辺 | 1m | 3〜4個体/網 | 揚網作業不可能 魚のへい死 網の破損 |
|||
目視 | 下関市豊北町角島尾山地先 | 40cm | 1個体 目視 | ||||
鳥取県 | サワラ刺網 | 12月9日 | 米子市皆生海岸沖 距離岸約1km |
約50cm | 2個体/網 | ||
まき網 | 12月5日〜12日 | 島根県隠岐島周辺 | 漁獲物重量の約0.4〜12.8%がクラゲ | ||||
大型定置網 | 11月28日〜12月12日 | 兵庫県日本海沿岸 (但馬海域) |
30〜120cm | 最多約1,000個体 | 選別時間の延長 漁獲物鮮度低下 漁獲量の激減 |
クラゲ排出作業を頻繁に実施 網の一部を解放 |
|
兵庫県 但馬水産 技術センター |
沖合底曳網 | 12月1日〜3日 | 8097〜8197海区 (鳥取県境付近沖) |
斃死個体が多数入網 | ズワイガニがつぶれる 選別作業遅延 |
||
12月6日 聞き取り | 8599海区 (島根県中部沖) 水深200〜350m |
大型 | ズワイガニオス、メス狙いで5〜6個体/網 やや増加傾向か |
活けズワイガニの活力低下。なんとか辛抱できる | |||
漁業調査船 「たじま」 トロール網 試験操業 |
12月1日 |
35-45.0N,134-32.3E (香住沖 水深172m) |
3ノット、1.4マイル曳網で491kg/網 | ||||
35-48.0N,134-27.0E (香住沖 水深236m) |
3ノット、1.4マイル曳網で353kg/網 | ||||||
京丹後市久美浜町湊 | 50〜100cm | 100〜300個体 | 京丹後市、伊根町、舞鶴市の一部の漁場では操業を休止している。揚網に通常より時間がかかる | 府内の複数の漁場で対策網を設置 | |||
伊根町蒲入 | 700〜1,000個体 | ||||||
定置網 | 宮津市栗田 | 10〜30個体 | |||||
京都府立 海洋センター |
舞鶴市千歳 | 20〜250個体 | |||||
12月6日〜12日 | 舞鶴市田井 | 100〜1,000個体 | |||||
小型底曳網 | 京都府沿岸海域 水深230〜280m ズワイガニ漁 |
80cm程度 | 多い時で10個体程度/1曳網 11月下旬以降、増加傾向 |
11/6以降は通常の漁網で操業 もう少し増えると、防除網による操業となる |
|||
12月6日〜12日 | 朝日町沿岸域 | 20〜100cm | 1ヶ統 7〜400個体 | ||||
12月6日〜10日 | 入善町沿岸域 | 100cm | 2ヶ統 20〜500個体 | ||||
富山県 | 定置網 | 12月9日 | 黒部市沿岸域 | 100cm | 1ヶ統 50個体 | ||
12月6日〜12日 | 魚津市沿岸域 | 100cm | 4ヶ統 10〜1,000個体 | ||||
12月7日〜12日 | 富山市沿岸域 | 100cm | 5ヶ統 4〜100個体 | ||||
12月7日、8日 | 最上堆(2隻) 水深260m前後 |
0〜3個体/操業 (一部分は毎操業入網) |
|||||
12月8日 | 鼠ヶ関沖(エビ場) 水深220m前後 |
大量入網(1回) | 破網 | クラゲ゙対策用の仕切網を使用しているが、大量入網により破網する例あり | |||
12月7日、8日 | 鼠ヶ関沖 (タラ場〜アラ場) |
数個体〜大量/操業 | 破網 魚取部開放 操業時間増加 |
||||
底曳網 | 12月8日 | 鼠ヶ関沖(アラ場) 水深130m前後 |
仕切網を抜け魚取部に溜まったクラゲは、30〜40cmが多い | 大量入網(5回) | 破網(3回) 魚取部開放(2回) 操業時間増加 |
クラゲ対策用の仕切網を取り付けている | |
山形県 水産試験場 |
12月7日、8日 | 加茂沖(タラ場) 水深280m前後 |
数個体〜大量/操業 | 操業時間増加 操業回数減少 漁獲量減少 破網 |
クラゲ゙対策用の仕切網を使用しているが、大量入網により破網 | ||
12月7日 | 酒田沖(タラ場) | 5、6個体/操業 | |||||
12月7日 | 酒田沖(オカ場) | 大量入網 | 操業時間増加 漁獲量減少 漁場移動 |
||||
12月7日 | 吹浦沖(タラ場) | 入網しているが個体数等は不明 (クラゲの痕跡有り) |
クラゲ対策用の仕切網を取り付けている | ||||
12月7日 | 吹浦沖(アラ場) 水深150m前後 |
大量入網(1回) | 操業時間増加 漁獲量減少 漁場移動 |
||||
12月7日 | 吹浦沖(オカ場) 水深120m前後 |
30cm〜1.2m | 15、16個体/操業 ほとんど活力なし |
操業時間増加 漁場移動 |
|||
鼠ヶ関地先 | 11月下旬にて操業切上げ | ||||||
12月12日 | 堅苔沢地先 (鈴地先の網は先週で操業切上げ) |
2個体/1ヶ統・日 (一部分は20個体程度) |
|||||
定置網 | 12月12日 | 由良地先 (陸側の網は先週で操業切上げ) |
50〜80cm 主体 |
約300個体/1ヶ統・操業 (朝の網起こしは3日分、ほとんどが活力なし) |
|||
約100個体/1ヶ統・操業 (昼の網起こし<朝から昼までの入網>、活力あり) |
|||||||
12月12日 | 鶴岡市三瀬地先 (油戸地先の網は先月で操業切り上げ) |
70cm〜1.5m | 約500個体/2ヶ統・日 (3日分)大半が活力なし |
||||
刺網 | 12月8日 | 増毛町別苅沖10マイル 水深60m |
4個体入網 | ||||
北海道 | 空釣り | 12月8日 | 増毛町岩尾沖 5〜6マイル |
1個体網に絡まる | |||
道調査船 「金星丸」 目撃 |
日本海(松前沖) | ||||||
12月8日 | 41-40.15N,139-54.98E | 60〜70cm | 1個体目撃 | ||||
41-22.80N,140-14.90E | 100cm | 1個体目撃 | |||||
千葉県 情報通信 センター |
まき網 | 12月9日 | 35-23N,140-27E 水深15m |
5〜10個体 入網 (6〜7ヶ統) |
揚網に手間がかかる | ||
12月9日 | 片貝沖 水深20m |
相当数入網 (2ヶ統) |
|||||
水産総合研究センター 開発調査部 「北勝丸」 |
12月1日 | 36-40N,141-06E (茨城県北部沖) |
60〜80cm | 8〜10個体 入網 | |||
12月7日 | 37-01N,141-15E (福島県南部沖) |
80〜100cm | 30個体前後 入網 | ||||
大中型まき網 | 12月8日 | 36-38N,141-05E (茨城県北部沖) |
80〜100cm | 20個体前後 入網 | |||
12月9日 | 36-01N,140-59E (茨城県南部沖) |
60〜80cm | 5〜6個体 入網 | ||||
12月10日 | 35-58N,141-01E (茨城県南部沖) |
80〜100cm | 30〜40個体 入網 | ||||
報告なし | 長崎県、福岡県、島根県、福井県、石川県、新潟県、秋田県、青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、静岡県 | ||||||
(12/10〜13) | 愛知県、三重県、和歌山県、大阪府、香川県、徳島県、愛媛県、 | ||||||