大型クラゲ（Nemopilema nomurai）出現情報集  第65回
（ 平成18年 2月21日）
都道府県名 他、機関名	漁業種類	月　日	出現海域	傘　径	状　況	具体的な被害	実施中の対策等
山口県 （日本海側）	定置網	2月6日〜12日	萩市三見地先	1.5m	10〜20個体/網	魚の斃死 漁獲作業の遅延
	小型底曳網		萩市鯖島周辺	1.5m	10個体/網	魚の斃死 漁獲作業の遅延 網の破損
京都府立 海洋センター		2月14日〜20日	京丹後市久美浜町湊	50〜60cm	0〜13個体
	定置網		京丹後市網野町浜詰		0〜2個体
			伊根町蒲入	活力のない個体,破片が多い	3〜6個体
			舞鶴市千歳		0〜10個体
	小型底曳網		京都府沿岸海域 水深230〜280m （ズワイガニ漁）		ほとんど入網なし
			京都府沿岸海域 水深170〜180m （ハタハタ漁）		多い時で50〜60個体程度/1曳網
	底曳網	2月14日	金沢市沖合		数個体/網 衰弱斃死個体入網	ほとんど影響なし
		2月17日	珠洲市禄剛埼沖合	大型	大型個体入網有り	漁具被害あり
石川県	定置網	1月28日〜2月14日	能登町沿岸		入網わずか	ほとんど影響なし
		1月28日〜2月14日	七尾市沿岸　大型定置		数個体 斃死個体、破片	ほとんど影響なし
	刺網	2月17日	珠洲市禄剛埼沖合	大型	大型個体入網有り	漁具被害あり
		1月28日〜2月14日	能登町沖合		斃死個体が入網	ほとんど影響なし
	ごち網	1月28日〜2月14日	加賀市沿岸		斃死個体大量入網	漁具被害あり
		2月15日〜20日	鼠ヶ関〜温海沖 （タラ場）		0〜2,3個体/操業
		2月19日	鼠ヶ関（タラ場） 水深350m前後	70cm前後	3個体/操業（最多入網時）すべて斃死個体
		2月15日〜20日	堅苔沢沖（タラ場）		0〜1,2個体/操業
		2月15日〜20日	由良〜加茂沖 （タラ場）		0〜7,8個体/操業 （特に加茂寄りで多く入網)
		2月19日	由良沖（タラ場） 水深290m前後		１０数個体分/操業 （1回操業、大半の個体が傘のみの状態）	大量入網時は 漁獲量減少 操業時間増加
		2月19日	由良沖（タラ場） 水深260m前後	70cm前後	2個体/操業 （1回操業、斃死個体）
		2月19日	由良沖（タラ場） 水深250m前後	1m以上	2個体/操業 （1回操業、斃死個体）
山形県 水産試験場	底曳網	2月19日	由良沖（タラ場） 水深240m前後		3個体分/操業 （1回操業、口腕のみ）
		2月20日	加茂沖（タラ場） 水深240m前後	70cm前後	7,8個体/操業（最多入網時）斃死個体が多い	漁獲量減少 操業時間増加
		2月15日〜20日	酒田〜吹浦沖（タラ場）		0〜1,2個体/操業
		2月15日〜20日	吹浦沖（エビ曳き） 水深300m前後		入網の痕跡あり		対策網を使用したので個体数、状態等は不明
		2月15日、16日、20日	鼠ヶ関〜吹浦沖 （アラ場〜オカ場）		0〜数個体/操業
		2月15日	堅苔沢沖（アラ場） 水深110m前後		2隻操業したが、入網なし
		2月16日	由良沖（オカ場） 水深約70〜90m	1m以上が多い	1,2個体/操業 （4回操業毎回入網） ほとんど斃死個体
		2月16日	加茂沖（アラ場） 水深120m前後		破片が大量入網/操業 （最多入網時、正常個体はほとんどなし）	漁獲量減少 操業時間増加
		2月16日	鶴岡市大岩川地先 水深45m前後		入網なし/4ヶ統
		2月20日			入網なし/4ヶ統
	張網	2月15日	鶴岡市三瀬地先 水深53m前後		一部や破片が多少入網
		2月20日		約50cm	5〜6個体/2ヶ統
		2月19日	遊佐町吹浦地先 水深50m前後	約50cm	1個体/4ヶ統（斃死個体） （2/15,16,20 も操業したが入網なし）
	はえなわ （たこ）	2月15日〜20日	鶴岡市鼠ヶ関〜加茂地先　水深30〜40m前後		一部分や破片が引っ掛かる（完全個体の情報無し）	漁具が絡まるため漁獲量減少 操業時間増加
		2月16日	酒田地先		1隻操業しているが掛からず
秋田県 水産振興 センター	定置網	2月16日、19日、 20日	男鹿市戸賀地先	1m前後	20〜50個体/網
	底曳網 「千秋丸」 試験操業	2月16日	秋田市沖合　 247〜286m	不明	80�s/網　（3回操業のうち1回のみ入網）
報告なし	長崎県、福岡県、島根県、鳥取県、兵庫県、福井県、富山県、新潟県、青森県、北海道、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、
（2/18〜2/21）	千葉県、静岡県、愛知県、三重県、和歌山県、大阪府、香川県、徳島県、愛媛県、