広島大学による国際フェリーを利用した大型クラゲの目視観測の概要
2009年度


 広島大学が下関 - 青島、下関 - 太倉(上海近郊)及び神戸-天津の国際フェリーを利用して観測した大型クラゲの分布状況を
お知らせします。
 なお、この調査は大型クラゲ国際共同調査事業の一環として実施しています。


11月21日〜24日の観測 下関から対馬南西沖、済州海峡付近から青島近海で少数目撃。傘径は10〜60cm。 分布図
10月17日〜20日の調査 下関から対馬南西部、済州海峡付近から青島近海まで広範囲で目撃。黄海中央部でやや多く出現。傘径は10〜80cmの範囲で、40〜60cmの個体が多く見られた。 分布図
9月26日〜30日の調査 ・対馬近海では対馬南西沖にて1個体を目撃。他調査海域では広範囲で分布。青島近海と済州島近海でやや高密度に分布。傘径は10〜60cmが主だったが、80cm以上の個体も見られた。(下関-青島)
・東シナ海中央部に分布。傘径は30〜100cm程度と幅広かった。(下関-太倉)
分布図
8月22日〜26日の調査 ・壱岐沖、黄海中央部から青島沿岸まで広範囲で目撃。青島沿岸、済州島に近づくにつれ多数出現。傘径は10〜80cmと様々。(下関-青島)
・東シナ海中央部から済州島南西沖にかけて目撃。傘径は10〜100cm程度。済州島南東部ではほとんど出現なし。(下関-太倉)
・対馬西沖から韓国西沖、渤海湾口で目撃。傘径は40〜80cm。(神戸-天津)
分布図
7月18日〜22日の調査 ・調査のほぼ全域で目撃。傘径は10〜50cm主体で、中には1m超の大型個体も出現。済州海峡では10〜30cmの小型個体が多い。(下関-青島)
・東シナ海中央部で集団を目撃。傘径は20〜50cm。上海沖ではほとんど出現なし。(下関-太倉)
分布図
7月4日〜8日の調査 ・対馬南西沖から青島沿岸まで広い範囲で多数目撃。傘径は20cm〜80cm。(下関-青島)
・上海沖から済州島南沖にかけて目撃。済州島近海では連続して多数目撃。傘径は10cm〜60cm。済州島付近では小型個体が多い。(下関-太倉)
・対馬西沖から韓国西岸まで全域で大量に目撃。渤海湾内では少数目撃。傘径は15cm〜50cm。(神戸-天津)
分布図
6月20日〜24日の調査 黄海中央部、済州島近海で多数目撃。傘径は10cm〜50cm。
済州島南沖から上海沖まで広い範囲で多数目撃。特に済州島南部で高密度。傘径は10cm〜50cm。
済州島付近では小型個体が多い
分布図
6月6日〜10日の調査 済州島南部海域で少数目撃。
上海沖約200q付近を中心に多数目撃。傘径は10cm〜50cm。
長江河口に近いほど小型個体が多い。
分布図

※分布図はPDFファイルです。図中の点線はフェリー航路、実線は観測区間、円は目視された海域を示します。