水産総合研究センターによる日本海沖合海域における大型クラゲ分布調査
2010年度


この調査は大型クラゲ大量出現対策事業及び大型クラゲ国際共同調査事業の一環として実施されます。

調査方法  
定点において、大型クラゲ用中表層トロール網(開口面積約75平米)を約60m深(定点によって異なる)から表層にかけて斜めに曳網し、入網した個体を計数する。曳網時間は30分程度である。
入網した個体は傘径を測定する。
曳網中、船上より目視による計数を行う。
定点において塩分水温の鉛直分布を測定し、機器がある調査船ではADCPによる流况観測を行う。それらのデータは大型クラゲの輸送推定に用いる。


期 間 調  査 概   要
10月6日〜10月19日 第五開洋丸 (用船) 2個体入網。傘径:93cm,100cm。
9月6日 〜 9月20日 俊鷹丸 (遠洋水産研究所) 入網なし。目視23個体(傘径:15〜80cm)。