広島大学による国際フェリーを利用した大型クラゲの目視観測  2017年度

広島大学が、大阪 -上海、仁川−連雲港、ピョンテク−連雲港の国際フェリーを利用して観測した大型クラゲの分布状況を
お知らせします。なお、この調査は大型クラゲ国際共同調査事業の一環として実施しています。

調査期間 概 要 分布図
 9月20日〜22日 <仁川⇔連雲港>
山東半島南沖で高密度な集団が分布。
傘径は30〜100cm。最大密度は2.04個体/100u。
青島南沖で小集団目撃。
傘径は30〜60cm。最大密度は0.043個体/100u。
黄海中央部で小集団目撃。
傘径は40〜70p。最大密度は0.022個体/100u。
 分布図
 8月23日〜25日 <仁川⇔連雲港>
山東半島南沖で小集団目撃。
傘径は20〜60cm。最大密度は0.70個体/100u。
連雲港東沖で小集団目撃。
傘径は20〜60cm。最大密度は0.19個体/100u。
泰安西沖で1個体目撃。
傘径は50p。
 分布図
 7月25日〜28日 <仁川⇔連雲港>
山東半島南沖で6個体目撃。
傘径は40〜50cm。最大密度は0.011個体/100u。
連雲港東沖で小集団目撃。
傘径は50〜60cm。最大密度は0.024個体/100u。
韓国西岸で1個体目撃。傘径は50p。
<上海⇒大阪>
五島列島北西沖で1個体目撃。
平戸北沖で1個体目撃。
傘径は30〜40p。
最大密度は0.003個体/100u。
 分布図
 7月11日〜14日 <仁川⇔連雲港>
山東半島沖で小集団目撃。
傘径は30〜50cm。最大密度は0.18個体/100u。
連雲港東沖全域で小集団目撃。
傘径は20〜50cm。最大密度は0.24個体/100u。
<上海⇒大阪>
済州島南沖で3個体目撃。
最大密度は0.003個体/100u。
 分布図
 6月27日〜30日 <仁川⇒連雲港>
青島南沖で小集団目撃。
傘径は20〜40cm。最大密度は0.015個体/100u。
<上海⇒大阪>
済州島南沖で小集団目撃。
傘径は20〜50cm。最大密度は0.0067個体/100u。
 分布図
 6月13日〜15日 <ピョンテク⇒連雲港>
青島沖で3個体目撃。
傘径は30cm。最大密度は0.007個体/100u。
<上海⇒大阪>
済州島南沖で2個体目撃。
傘径は30〜50cm。最大密度は0.003個体/100u。
 分布図
 5月30日〜31日 <上海⇒大阪>
長江河口域で1個体目撃。傘径は20cm。
済州島南沖で2個体目撃。傘径は20cm。
 分布図

※図はPDFファイルです。図中の点線はフェリー航路、実線は観測区間を示します。