広島大学によるフェリーを利用した隠岐海峡の大型クラゲの目視観測  2021年度

広島大学が、隠岐汽船フェリーを利用して七類港−西郷港間において観測した、大型クラゲの分布状況をお知らせします。
なお、この調査は大型クラゲ国際共同調査事業の一環として実施しています。

調査期間 概 要 分布図
 9月12日 <七類港⇒西郷港>
航路全域で目撃。
傘径は50〜100cm。最大密度は0.02個体/100u。

<西郷港⇒七類港>
航路全域で目撃。
傘径は50〜100cm。最大密度は0.03個体/100u。

往路、復路の合計73個体。
 分布図
 8月31日 <七類港⇒西郷港>
航路全域で目撃。
傘径は40〜100cm。最大密度は0.02個体/100u。

<西郷港⇒七類港>
航路全域で目撃。
傘径は50〜100cm。最大密度は0.02個体/100u。

往路、復路の合計107個体。
 分布図
 8月20日 <七類港⇒西郷港>
航路全域、特に隠岐島付近で多数目撃。
傘径は30〜80cm。最大密度は0.07個体/100u。

<西郷港⇒七類港>
航路全域で目撃。
傘径は30〜100cm。最大密度は0.21個体/100u。

往路、復路の合計336個体。
 分布図
 8月4〜5日 <七類港⇒西郷港>
七類港〜西郷港間でエチゼンクラゲ15個体目撃。
傘径は30〜50cm。最大密度は0.01個体/100u。

<西郷港⇒七類港>
西郷港〜七類港間でエチゼンクラゲ14個体目撃。
傘径は30〜60cm。最大密度は0.01個体/100u。
 分布図
 7月20日 <七類港⇒西郷港>
島根半島沖でエチゼンクラゲ4個体目撃。
傘径は30〜50cm。

<西郷港⇒七類港>
航路全域でエチゼンクラゲの小規模な集団を目撃(計9個体)。
傘径は40〜70cm。最大密度は0.007個体/100u。
 分布図

※図はPDFファイルです。実線は観測区間を示します。