1. トップページ
  2. イベント情報
  3. 2019宮津庁舎一般公開(報告)

イベント情報

令和1年度 宮津庁舎の一般公開(報告)

宮津庁舎へのご来場ありがとうございます。皆様に、海や生き物を身近に感じていただけるよう、宮津庁舎の一般公開を行いました。当日 令和1年7月26日(金)は、35度の猛暑日で暑い一日でしたが、夏休みを迎えた親子連れなど200名の方々にご来場いただきました。日本海区水産研究所職員一同、心よりお礼申し上げます。

宮津庁舎では、毎年、京都府農林水産技術センター海洋センターと京都府水産事務所、京都府栽培漁業センターとの合同開催で、「海・魚 わくわく体験」をテーマに施設の一般公開を行っています。

公開の様子

■生き物の展示と研究成果の紹介
 宮津庁舎で養成しているアカアマダイやヒラメ親魚などを水槽展示とパネルで紹介し、来場者からの質問に答えました。
■潜りヒラメの数当てクイズ
 共催4機関合同企画のクイズラリーでは、「ヒラメ稚魚の数当てクイズ」を行いました。砂を敷いた水槽内に居るヒラメ稚魚の尾数を数えて当てるクイズで、参加した皆さんは水槽の周りを回りながら、半分砂に潜ったヒラメを探すのに目を凝らしていました(今年は7尾が隠れていました)。

展示エリアの全景。宮津庁舎で取り組んで
いる研究成果の紹介を行いました。

今年は、水産研究・教育機構のイメージ
キャラクター「ふーちゃん」が応援にかけつけ、
会場を盛り上げてくれました!

クイズラリー「ヒラメ数当てクイズ」に挑戦

■タッチングプール
 小魚やタコなど磯の生物に触ることのできるタッチングプールでは、好評だったタコ専用の水槽を設け、今年も子供たちが歓声をあげて追いかけ回していました。タコも吸盤で吸い付き、墨を吐いて対抗していましたが、最後は疲れきり、子供達に軍配が上がりました。

小魚プール。網ですくおうと必死ですが、
小魚達は すばしっこくてなかなか捕まりません。
よし!隅っこにおいつめた!

イトマキヒトデの他に、ヨウジウオやアミメハギ、
メバルの子供もいるよ!見つけられるかな?

毎年恒例の磯の生物に触ることができる
タッチングプールは、子供たちに大人気!

タコ専用プール。ニュルニュル動くタコをつかむのはむずかしい!タコも体の色を変えて対抗。

大きなヒラメ親魚をなんとか持ち上げた!
なんと体長60cm、重さ3.5kgもあるんだって!

おさかなパソコンクイズは、数種類あっておもしろい。
でも、ちょっぴりむずかしい!

■チリメンモンスターを探せ
 「チリメンモンスター※を探せ」のコーナーでは、ちりめんじゃこに紛れているモンスター(エビやカニ、魚の子供)を、親子で熱心に探しては図鑑の写真と見比べたり、職員に質問しながら真剣な表情で探していました。種類が分かると嬉しそうに名前を覚え、タツノオトシゴなど珍しい魚を見つけると大はしゃぎをしていました。(※「チリメンモンスター」は、きしわだ自然友の会の登録商標です)。
■稚魚の餌(プランクトン)を紹介
魚の子供の餌となるプランクトン(ワムシやアルテミア)について、顕微鏡観察とパネルで紹介しました。子供から大人まで熱心に顕微鏡を覗き込んでいました。

チリメンモンスターを探せ!

みつけた「チリメンモンスター」は、
ハガキにはって「自由研究」にもおすすめ!

稚魚の餌(プランクトン)を顕微鏡で観察

最後に、暑さの中、ご来場頂いた皆さまには、職員一同心よりお礼申し上げます。
来年もまた来てね! 開催案内ページ(参考まで)