独立行政法人 水産総合研究センター 日本海区水産研究所
鮭の信濃川・千曲川シンポジウム
11月29日(土)に新潟市内のホテルディアモントにおいて,NPO法人新潟水辺の会の主催により,「鮭の信濃川・千曲川シンポジウム」が開催されました。かつて信濃川・千曲川は全国屈指のサケの産地として知られ,河口から約300km離れた松本や上田,上高地までサケが遡上した記録が残っています。しかし,電源開発事業によってダムや発電所が作られたために洪水時以外は水が流れない区間でき,サケが上流まで遡上できない川になってしまいました。本シンポジウムは「水枯れの大河・信濃川にサケの道を拓く」をテーマに,上流域までサケが遡上するかつての信濃川・千曲川の姿を取り戻すための活動の一環として開催されました。当所の清水調査普及課長がこのシンポジウムに講師として招かれ,「鮭の一生」と題した基調講演を行いました。講演の後は,市民団体や漁業共同組合のメンバーなどによるパネルディスカッションが行われ,清水課長もコメンテーターとして参加しました。


基調講演をする当所調査普及課の清水課長
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