イベント情報
宮津庁舎に京都府立海洋高等学校3年生が来訪 2012.6.13
平成24年6月13日に宮津市にある京都府立海洋高等学校の海洋科学科3年生22名が、総合実習の一環として、「栽培漁業の現状と業務」について学びに宮津庁舎に来所しました。
最初に宮津庁舎で行っているアカアマダイとヒラメの放流について説明を行い、その後、庁舎内の施設を見学していただきました。
進学コースへ進む生徒さん達は、技術の事を詳しく知りたいとの事で、とても熱心に説明を聞きメモをとっていました。また、ヒラメ稚魚の飼育水槽では、大量の稚魚が泳ぐ姿をみて喚起の声があがりました。生徒から「1000万尾位かな」との問いに、実際は50万尾ほどと答えたところ、ドッと笑いがもれました。
アカアマダイとヒラメの放流について説明
内容を聞き漏らすまいと真剣な様子
卵から生まれて一ヶ月のヒラメ稚魚を観察
最後に、代表の生徒さんから挨拶があり、これからの水産業は生産技術や資源管理・漁業だけでなく、販売も含めた広い漁業経済も必要と思ったとの感想が述べられました。夢をもつ彼らにとって、我々の仕事が少しでもお役に立てたら幸いです。
標識をつけたアカアマダイについて説明
水槽で飼育されているアカアマダイを観察
代表の生徒さんが挨拶
日本海区水産研究所では、研究開発業務を皆様に知っていただくことを目的とした広報の一環として、施設の一部を見学していただけます。詳しくは業務推進課(電話025-228-0451)へお問い合わせください。