イベント情報
新潟庁舎に新潟市立岩室中学校2年生が来訪 2015.4.24
総合学習の一環として、新潟市内の施設をグループで訪問して聞き取り調査を行う「質問学習」のため、新潟市立岩室中学校2年生の5名が、新潟庁舎に来所しました。
最初に水産総合研究センターの組織と日本海区水産研究所の業務概要について紹介した後、研究者の仕事の内容や海の生物と環境などについての質問に応えました。
「海にはどんな生物がいますか?」という質問には、マイワシの年齢組成を調べるための測定作業とスルメイカの子供を拡大鏡や実体顕微鏡で観察してもらいました。
「機械などは使われていますか?」の質問には、海中へ沈めて海の中の環境を調べる係留系に使う観測機器類を見学してもらいました。
![生徒からの質問に回答](0424_02.jpg)
生徒からの質問に回答
![マイワシの年齢組成を調べるための測定](0424_03.jpg)
マイワシは長い周期で漁獲量変動のある魚で、低水準期の最近では魚体サイズの小さい若齢魚中心に漁獲されていることがこの測定で明らかになっています。
![稚仔調査の説明](0424_04.jpg)
スルメイカ稚仔調査では、採集したスルメイカの子供の数を調べ、産んだ親の数の目安にしています。
![稚仔を採集するための目合いの小さなプランクトンネット](0424_05.jpg)
稚仔を採集するための目合いの小さなプランクトンネット
![採集物から稚仔を分別する作業](0424_06.jpg)
採集物から稚仔を分別する作業
![拡大鏡でプランクトンなどを観察](0424_07.jpg)
拡大鏡でプランクトンなどを観察
![実体顕微鏡でスルメイカの子供を観察](0424_08.jpg)
実体顕微鏡でスルメイカの子供を観察
![係留系で、魚や魚の卵の分布の仕組みを調べるために、水温や海流を測っています。](0424_09.jpg)
魚や魚の卵の分布の仕組みを調べるために、係留系で水温や海流を測っています。
![水研の前にて](0424_10.jpg)
水研の前にて
![](../../files/objecth260507/line.png)
![](../../files/objecth260507/kirakira.gif)
![](../../files/objecth260507/kirakira.gif)
日本海区水産研究所では、研究開発業務を皆様に知っていただくことを目的とした広報の一環として、施設の一部を見学していただけます。詳しくは業務推進課(電話025-228-0451)へお問い合わせください。