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イベント情報

平成29年度 宮津庁舎の一般公開報告

 平成29年7月28日(金)、日本海区水産研究所宮津庁舎では、隣接する京都府農林水産技術センター海洋センター、栽培漁業センター、水産事務所との共同で、「わくわく体験 どきどき海の仲間たち」をテーマに施設の一般公開を行いました。 当日は時折雨のちらつく変わりやすい天気でしたが、155名の方々にご来場いただき、夏休みを迎えた親子連れで賑わいました。  
 ご来場いただいた皆様には、職員一同心よりお礼申し上げます。

会場の様子

水産研究・教育機構のイメージキャラクター「ふーちゃん」が
応援にかけつけ、会場を盛り上げてくれました。!

 

開催案内ページ(参考まで)

公開の様子

■生き物の展示と研究成果の紹介、標識魚の数当てクイズ■

 展示コーナーでは、宮津庁舎で取り組んでいる研究成果について紹介しました。今年は、魚の子供の餌となるワムシやアルテミアといったプランクトンについて、パネルで説明するとともに顕微鏡とモニターを使って観察してもらいました。 また、宮津庁舎で研究に取り組んでいるアカアマダイやキジハタの水槽展示とパネルによる説明を行い、来場者からの質問に答えました。
 標識魚の数当てクイズは、標識として蛍光性のシリコーンを体に打ち込んだアカアマダイの1歳魚が水槽内を泳ぐ尾数を数えて当てるもので、共催4機関合同のクイズラリーの企画として行われ、参加した皆さんは水槽の周りを回りながら、泳ぎ回る標識の付いた魚を見失わないよう目を凝らして数えていました。

稚魚の餌のプランクトンの展示。
子供から大人まで熱心に顕微鏡を覗き込んでいました。

アカアマダイ、キジハタの展示と「標識魚の数当てクイズ」

■タッチングプール■

 小魚やタコなど磯の生物に触ることのできるタッチングプールでは、今回新たにタコ専用プールを設けたところ子供たちに好評で、歓声をあげて追いかけ回していました。タコも体の色を変えて対抗していましたが、最後は疲れてぐったりした様子でした。

タッチングプール(小魚プール)

タコ専用プール。ニュルニュル動くタコをつかむのは
むずかしい!タコも体の色を変えて対抗。

■チリメンモンスターを探せ、ペーパークラフト■

 「チリメンモンスター※を探せ」のコーナーでは、ちりめんじゃこに紛れているモンスター(他の魚やエビ・カニなどの子供)を、親子で熱心に探しては図鑑と見比べ、種類が分かると嬉しそうに名前を覚えていました。(※「チリメンモンスター」は、きしわだ自然友の会の登録商標です)。
 また、「ペーパークラフト」のコーナーでは、昨年に引き続き魚やエビ・カニなど30種以上の海の生き物を用意し、来場者に見本を元に作り方や飾り方のアドバイスをしたところ、多くの方が手に取り、組み立てるのを楽しみに持ち帰っていました。

チリメンモンスターを探せ

ペーパークラフト
(型紙は、当機構の キッズページ からダウンロードできます)