イベント情報
平成30年度 宮津庁舎の一般公開(報告)

宮津庁舎では、毎年、京都府農林水産技術センター海洋センターと京都府水産事務所、京都府栽培漁業センターとの合同開催で、「わくわく体験 どきどき海の仲間たち」をテーマに施設の一般公開を行っています。
公開の様子
■生き物の展示と研究成果の紹介
宮津庁舎で養成しているアカアマダイやキジハタ親魚に加えて、今年はヒラメやトラフグの稚魚も水槽展示とパネルで紹介し、来場者からの質問に答えました。
■潜りヒラメの数当てクイズ
共催4機関合同企画のクイズラリーでは、「ヒラメ稚魚の数当てクイズ」を行いました。砂を敷いた水槽内に居るヒラメ稚魚の尾数を数えて当てるクイズで、参加した皆さんは水槽の周りを回りながら、半分砂に潜ったヒラメを探すのに目を凝らしていました(今年は7尾が隠れていました)。
■タッチングプール
小魚やタコなど磯の生物に触ることのできるタッチングプールでは、昨年好評だったタコ専用の水槽を設けたところ、今年も子供たちが歓声をあげて追いかけ回していました。タコも吸盤で吸い付き、墨を吐いて対抗していましたが、最後は疲れきり、子供達に軍配が上がりました。
■チリメンモンスターを探せ
「チリメンモンスター※を探せ」のコーナーでは、ちりめんじゃこに紛れているモンスター(エビやカニ、魚の子供)を、親子で熱心に探しては図鑑の写真と見比べたり、職員に質問しながら真剣な表情で探していました。種類が分かると嬉しそうに名前を覚え、タツノオトシゴなど珍しい魚を見つけると大はしゃぎをしていました。(※「チリメンモンスター」は、きしわだ自然友の会の登録商標です)。
■稚魚の餌(プランクトン)を紹介
魚の子供の餌となるプランクトン(ワムシやアルテミア)について、顕微鏡観察とパネルで紹介しました。子供から大人まで熱心に顕微鏡を覗き込んでいました。
