日本海のさかなたち：アカガレイ

アカガレイは、本州（ほんしゅう）の日本海（にほんかい）沿岸（えんがん）、東北（とうほく）地方（ちほう）の太平洋（たいへいよう）沿岸（えんがん）、北海道（ほっかいどう）周辺（しゅうへん）、オホーツク海（かい）、カムチャツカ半島（はんとう）西岸（せいがん）など、温帯（おんたい）から亜寒帯（あかんたい）の冷（つめ）たい海（うみ）にすんでいます。日本海（にほんかい）では、水深（すいしん）180～900メートルで水温（すいおん）0～5℃くらいの深（ふか）い海（うみ）にすんでいます。

大（おお）きさによってすんでいる深（ふか）さが変（か）わり、ちいさい子供（こども）は水深（すいしん）200メートルぐらいの浅（あさ）い所（ところ）にいます。親（おや）になると、メスは、毎年（まいとし）、夏（なつ）から秋（あき）に、より深（ふか）いところへ移動（いどう）していきます。水深（すいしん）900メートルにすんでいたという記録（きろく）もあります。そして、２～４月（がつ）には、水深（すいしん）200メートル付近（ふきん）に再（ふたた）び戻（もど）ってきて、オスと出会（であ）い、卵（たまご）を産（う）みます。