アマモは、稲(いね)のように細長(ほそなが)い葉(は)が束(たば)になった体(からだ)をしている海草(かいそう)の仲間(なかま)なのじゃ。陸上(りくじょう)の草(くさ)と同(おな)じく根(ね)を持(も)ち、種(たね)や地下茎(ちかけい)でふえるのじゃよ。海岸(かいがん)に打ち上(うちあ)げられた葉(は)のようすから、「リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ(龍宮(りゅうぐう)の乙姫(おとひめ)の元結(もとゆい)の切り外(きりはず)し)」という別名(べつめい)もあるのじゃ。