海藻(かいそう)には大(おお)きく分(わ)けて緑色(みどりいろ)のクロロフィル、黄色(きいろ)のカロテノイド、赤(あか)や青(あお)のフィコビリンという3種類(しゅるい)の色素(しきそ)があります。これらの色素(しきそ)は光合成(こうごうせい)に使(つか)われるため、光合成(こうごうせい)色素(しきそ)とも呼(よ)ばれます。 緑藻(りょくそう)には主(おも)にクロロフィルが含(ふく)まれているので緑色(みどりいろ)に見(み)え、褐藻(かっそう)にはクロロフィルとカロテノイドが含(ふく)まれているので黄色(きいろ)っぽく見(み)えます。紅藻(こうそう)にはこれらの他(ほか)に青(あお)や赤(あか)のフィコビリンが含(ふく)まれているので、鮮(あざ)やかな赤色(せきしょく)から黒色(こくしょく)までさまざまな色(いろ)に見(み)えます。