アカモクがたくさん生(は)えている場所(ばしょ)はまるで森(もり)のように見(み)えます。アカモクがつくる海(うみ)の森(もり)はガラモ場(ば)と呼(よ)ばれ、魚(さかな)が卵(たまご)を産(う)んだり、小魚(こざかな)が身(み)をひそめたり餌(えさ)を食(た)べたりする場所(ばしょ)となります。
また、枯(か)れたり波(なみ)でちぎられたりしたアカモクは、「流(なが)れ藻(も)」となって海(うみ)に浮(う)いてただよい流(なが)れます。流(なが)れ藻(も)は、ブリやマアジの子(こ)どもが生活(せいかつ)する場所(ばしょ)や、サンマ、サヨリ、トビウオの仲間(なかま)などが卵(たまご)を産(う)む場所(ばしょ)になります。