アカムツは「白身(しろみ)のトロ」といわれるほど脂(あぶら)がよくのっていて、とてもおいしい魚(さかな)です。煮(に)つけ、焼(や)きものなどで食(た)べられることが多(おお)いですが、特(とく)に皮(かわ)の部分(ぶぶん)をあぶった刺し身(さしみ)(上(うえ)の写真(しゃしん)右側(みぎがわ))は、一口(ひとくち)食(た)べればだれもがびっくりするおいしさです。
多(おお)くの魚(さかな)では、たくさん餌(えさ)を食(た)べて脂(あぶら)がのる、卵(たまご)を産(う)む前(まえ)がおいしい時期(じき)(旬(しゅん))だといわれていますが、アカムツは一年中(いちねんじゅう)いつでも脂(あぶら)がのっているので、いつ食(た)べてもおいしく感(かん)じます。
おいしいのにあまりたくさん獲(と)れないので値段(ねだん)が高(たか)く、1キロあたり小(ちい)さいものでも約(やく)2,000円(えん)、大(おお)きいものでは10,000円(えん)を超(こ)えることもある高級(こうきゅう)な魚(さかな)です。