魚(さかな)には、その地域(ちいき)だけで呼(よ)ばれている名前(なまえ)があるのじゃ。アカムツは、主(おも)に日本海(にほんかい)側(がわ)で【のどぐろ】と呼(よ)ばれておる。それは口(くち)を開(あ)けて中(なか)をのぞくと、のどが黒(くろ)い色(いろ)をしているからなのじゃよ。【のどぐろ】と呼(よ)ばれる魚(さかな)はほかにもおって、ユメカサゴやソウダガツオの仲間(なかま)なども地域(ちいき)によっては“のどぐろ”と呼(よ)ばれていたりするのじゃよ。