耳(じ)石(せき)は魚(さかな)の頭(あたま)の中(なか)にあって、からだのバランスを取(と)ったり、まわりの振動(しんどう)を感(かん)じるために使(つか)われています。1匹(ぴき)の魚(さかな)には、3種類(しゅるい)、6個(こ)の耳(じ)石(せき)があります。
耳(じ)石(せき)は骨(ほね)と同(おな)じような材質(ざいしつ)でできていて、魚(さかな)の成長(せいちょう)といっしょに少(すこ)しずつ大(おお)きくなります。耳(じ)石(せき)を磨(みが)いたり、切(き)ったりすると、中(なか)には木(き)の年輪(ねんりん)のような模様(もよう)があって、それを数(かぞ)えることで魚(さかな)が何(なん)歳(さい)なのかが分(わ)かり、幅(はば)を調(しら)べると、いつたくさん成長(せいちょう)したかなどが分(わ)かります。