産卵(さんらん)床(しょう)とは、いきものが卵(たまご)を産(う)む場所(ばしょ)のことです。サケの産卵(さんらん)では、まずメスが穴(あな)を掘(ほ)って産卵(さんらん)床(しょう)をつくり、卵(たまご)を産(う)むと同時(どうじ)にオスが精子(せいし)をかけて受精(じゅせい)させます。そして卵(たまご)にメスが小石(こいし)や砂(すな)をかけます。メスはその後(ご)も死(し)ぬまで卵(たまご)を守(まも)り続(つづ)けます。サケの産卵(さんらん)床(しょう)は、産(う)んだ卵(たまご)をウグイやカジカなどに食(た)べられないようにつくると言(い)われています。