他(た)の生(い)きものと区別(くべつ)するために生(い)きものに付(つ)ける「しるし」を、標識(ひょうしき)といいます。サケには、胸(むね)びれやあぶらびれを切(き)る「ヒレ切(き)り標識(ひょうしき)」が使(つか)われていましたが、ヒレを切(き)ることで小(ちい)さい魚(さかな)を弱(よわ)らせてしまうことが心配(しんぱい)されていました。最近(さいきん)では、耳(じ)石(せき)にバーコードのような模様(もよう)を付(つ)けることができるようになり、魚(さかな)を弱(よわ)らせずに区別(くべつ)することができるようになりました。