広島大学による国際フェリーを利用した大型クラゲの目視観測  2011年度

広島大学が下関 - 青島、神戸(大阪) -上海及び神戸-天津の国際フェリーを利用して観測した大型クラゲの分布状況を
お知らせします。 なお、この調査は大型クラゲ国際共同調査事業の一環として実施しています。

調査期間 概 要 分布図
9月17日〜9月20日 <下関⇔青島>黄海中央部で1個体、青島沖で3個体目撃。傘径50〜70cm。 分布図
8月17日〜8月23日 <神戸⇒上海>東シナ海中央部で1個体のみ目撃。傘径50cm。
<天津⇒神戸>山東半島先端部で2個体、韓国南西岸で3個体目撃。傘径は50〜80cm。
<下関⇔青島>黄海中央部〜青島沖にかけて目撃。 傘径20〜80cm。
分布図
8月10日〜8月12日 <下関⇔青島>黄海中央部〜青島沖にかけてややまとまった集団を目撃、黄海中央部〜東部で少数目撃。 傘径は15〜80cm。 分布図
7月16日〜7月25日 <下関⇔青島>黄海中央部〜青島沖にかけて目撃。 傘径は10〜60cm。
<神戸⇒上海>,<天津⇒神戸>では、大型クラゲの出現は確認されませんでした。
分布図
7月1日〜7月6日 <神戸⇒天津>渤海湾奥で目撃。傘径は40〜80cm。
<上海⇒大阪>上海沖で1個体のみ目撃。傘径は30cm。
<下関⇔青島>青島沖で目撃。傘径は10〜40cm。
分布図
6月15日〜6月21日 <神戸⇒上海>,<天津⇒神戸>,<下関⇔青島>いずれのルートでも大型クラゲの出現は確認されませんでした。 分布図
6月4日〜6月8日 <上海⇒大阪>上海沖で少数目撃。傘径は10〜15cm。
<神戸⇒天津>,<下関⇔青島>では大型クラゲの出現は確認されませんでした。
分布図

※図はPDFファイルです。図中の点線はフェリー航路、実線は観測区間を示します。