日本海では、1995年に約2,000トンのアマダイ類がとれましたが、最近は約1,000トンまで減ってしまいました。そのため日本海区水産研究所では、アカアマダイをふやす研究に取り組んでいて、宮津庁舎では毎年子どもを卵から育てて海に放しています。
この研究のおかげで、現在、1万尾以上の子どもを海に放流できるようになり、1年半から4年ぐらい後に、大きくなったアカアマダイがとれるようになりました。しかし、まだその数は少ないので、海に放されたあとの生活を調べたりして、たくさんとれるように研究をすすめています。