アカムツ
クイズ

アカムツはおおきなち、あざやかな赤色あかいろをしたさかなです。かたちムツというさかなていることからアカムツという名前なまえがついたといわれていますが、ムツのなかまではありません。日本海にほんかいがわ地域ちいきなどでは、のどぐろともばれています。

ほっ海道かいどうから沖縄おきなわにかけての近海きんかいにいて、とく山陰さんいんから九州きゅうしゅうにかけてたくさんいます()。どものとき水深すいしん100メートル前後ぜんごにすんでいて、おおきくなると水深すいしん200メートル前後ぜんごふかいところにいきます。ひがしシナかいでは水深すいしん620メートルかられたという記録きろくもあります。おおきいのは、ひかりがあまりとどかないふかうみきていくためだと思われます。

アカムツはカタクチイワシなどの小魚こざかなや、エビ、カニなどをべてそだちます。とても成長せいちょうおそさかなで、まれてから1ねんたっても10センチくらいにしかなりません。3さいで20センチ、150グラムほどになり、メスは10さい以上いじょうの50センチ、2キロぐらいまでそだつものもいます()。寿命じゅみょうはオスが5さい、メスが10さい以上いじょうかんがえられていて、メスのほうが成長せいちょうはやく、長生ながいきのようです。また、3さい以上いじょう大人おとなになり、8がつわりから10がつたまごむといわれています。